1993-04-01 第126回国会 参議院 予算委員会 第13号
「朝鮮銀行の副総裁だった星野喜代治氏(不動産銀行の初代頭取)と、戦前商工省にいて満州開発に腕を握った岸信介首相との縁で、朝鮮銀行の残存部隊を強引に救済したのです。以来政治家との結びつきを強めていった。岸、福田、安倍ラインが主で、”福田銀行”とも呼ばれた。
「朝鮮銀行の副総裁だった星野喜代治氏(不動産銀行の初代頭取)と、戦前商工省にいて満州開発に腕を握った岸信介首相との縁で、朝鮮銀行の残存部隊を強引に救済したのです。以来政治家との結びつきを強めていった。岸、福田、安倍ラインが主で、”福田銀行”とも呼ばれた。
小西君は、明治四十四年愛媛県新居浜市に生まれ、長じて住友自彊舎を卒業、特に望まれて渡満され、満州康徳金属株式会社社長に就任、幾多の困難を克服し、満州開発のため鋭意努力されたのでありますが、敗戦のため志半ばにして断絶のやむなきに至ったのであります。
こうして満州開発五カ年計画を推進したのが、岸さんと、星野直樹さんと、それから、思い出されるでしょう、関東軍の参謀をされておった片倉さん、これで推進されておる。これは間違いないでしょう。あなたは商工次官に起用されて赴任される途次、大連の埠頭において記者会見されております。そのときにどういうことを言われたか。
たとえば明治の屯田兵制度のような、それから満州開発に、これはえらい犠牲になりましたけれども、青年義勇隊、こういうようなものは、やはり兵農一致という形でもって開発をされた事例だろうと、こう考えておるわけであります。
かつて満州開発に活躍をされ、また、中国事情に対しては非常にお詳しいはずの岸総理大臣こそ、まあこの、困難ではあるが、重要な懸案と、ほんとうに真剣に取り組まれるのに私は最も適格者じゃないかというようにすら考えて、期待しておるわけなんですが、少くとも渡米される前に、中共の問題に対する政府としての基本方針、段取りをもって進むというなら、その段取りについての具体的な基本方針というものをはっきり確立された上で渡米
本案は、六月二十五日本会議に上程の後当委員会に付託され、提出者及び政府に対し熱心に質疑が行われたのでありますが、その質疑のおもなるものにつきましてその要旨を申し上げますと、軍人というものが存在しない新憲法のもとにおいては、旧軍人に対する恩給は、これを国民年金制度とすべきではないか、国家総動員法による勤労学徒、徴用工員、満州開発団、満州少年義勇軍等の犠牲者に対して公平な取扱いをすることが先決ではないか
鮎川君は、あの厖大な侵略戦をやつておつたときにそれと一緒になつて、つまり南方石油開発というか、満州開発というか、そういうことをやられた非常に帝国主義的な、侵略主義的な点が全身ににじみ出ている存在である。